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2017年9月10日 (日)

世界の音楽事情 中国編 第1回 上海のピアノ教育事情② 杉並区のピアノ教室【ラメール】

 楽譜屋さんであった現地のピアノの先生と上海音楽院の真向かいのカフェでコーヒーを飲みながら文化交流。最初はお互いの自己紹介から、ピアノ先生は青島ビールで有名な青島生まれで、山東師範大学でピアノを学び、今旦那さんが上海で働いているから上海にきたとのことだ。

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そして徐々に話は両国のピアノ教育事情へ。上海は3000万人のピアノ人口があり、昔はグレードをとることが流行っていたが、現在少し落ち着き親たちが子供の文化程度をあげるためにピアノを習わせているとのこと。彼女は現在とあるピアノ教室で働いており生徒数は8人。旦那の稼ぎもあり、生活は楽とのことだ。お金の話が出たので一応紹介しよう、上海も現在ワンレッスン1時間200元~300元で日本円に換算すると3200円~4800円であり日本と大してかわらない。食べ物の物価や交通費が日本の半分ぐらいなので、そのため彼女も裕福な方であると思う。
 次に話をしたのは3歳や4歳の子供に対してのファーストレッスンのやりかた。ラメールピアノ教室は歌を体に動きをつけながら一緒に歌い、その歌を軽くピアノで弾いたりする。彼女の勤めているピアノ教室は動画から入るとのことだ。どいう動画かというとディズニーのアニメーションを見せて興味をひくとのこと。それで子供の気がのれば少しだけ楽譜の読み方や、リズムをやったりして終わるとのこと。
 びっくりしたのはアニメーションでの興味付けをレッスンの中でやることと、最初から楽典的内容から入るんだなということ。日本でもヤマハなどが宿題としてアニメーションを見せることはあるが、正直そこまで話を聞かない。良い点は子供の興味を簡単に惹きやすいこと、悪い点はピアノを学ぶこととあんまり関係ないこと。(良い音楽を聴くことはとても大事だが。)
 また譜の読み方について、ラメールではレッスンに慣れてきたら少しずつ教えていくのだが、最初から教えてしまう方が効率的なのだろうか?5線を見慣れない子供は混乱するのではないだろうか?などと少し疑問があった。
 次の話題は日本の子供達はいつピアノをやめるの?という質問だったので、人によってまちまちだが小学5,6年生で受験だから休む子がいたり、高校受験で辞める子がいるかなと答えを返した。中国もほぼ同じだということだ。ただ中国は勉強がとても厳しいのでほぼ小5でやめてしまうとのこと。また普段の練習時間も30分程度であまり熱心にやる子供は少ない。と彼女は言っていた。
 
 次に中国のピアノ先生達はピアノを弾いてコンサートをするのと聞くと、弾く意味がわからないと答えが返ってきた。逆にどうして大学を卒業してからも弾き続けるの?お金にならないでしょとのご返答だ。深くほるとあれだったので、好きだし子供達に生の音楽を届けたいんだよと答えて軽く流す。


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左 私 真ん中 川野先生 右 上海のピアノの先生。
 他にも色々話をしたが(3時間ぐらい)全部は書ききれないのでここらへんで終わりたいと思う。交流してみると面白い発見がたくさんあった。また国によって考え方が随分違うんだなということを改めて実感した時間でもあった


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